- 2007年9月23日 11:59
- music
昨日、水戸の茨城県立文化センターで、パット・メセニー ブラッド・メルドー“カルテット ジャパン・ツアー2007”観てきました。席が1列目のド正面だったこともあり、大大興奮でした。
先月のアール・クルー然り、この手の音楽のライブは本当間違いがない。歌モノロック系では結構ガッカリして帰ることも多いけど、じっくり座って、純粋に音楽を聴くことができるのは良いね。(年をとっただけかも)客層もとても幅広いし。
はじめの数曲はメルドーとパットのデュオ。メルドーのタッチは本当繊細。気難しそうな感じではあるけど、奏でる音は最高の一言。ただ、もう少し前面にプレイをアピールして欲しいなぁ。パットに遠慮している感じ。それはCDでも同じ雰囲気はあるけどね。ソロでは本当に光るモノがありましたよ。圧巻。ただもっとできる筈。そしてこの二人ならもっともっと良い音楽を作れると思う。
それから、パット。息遣いやピックのヒットする音まで聞こえる席だから、本当の凄さを味わえました。完璧な演奏。どれをとっても衰えを知らない天才プレイヤーだなぁと感動しました。パットが速弾きをしているとき、フレーズごとに息を止めていることも分かりました。いやぁ~すごい集中力。そして、パットはメルドーのことを本当に評価しているんだなぁと感じました。メルドーがソロを弾いているとき、感心してメルドーのことを見ていて、賛辞の言葉を節々に投げかけていました(多分)。
最近は電気ではなく、アコギをメインに弾いているので、強弱のつけ方や、音の出しか方、その細部まで良く見れて(聴けて)勉強になりました。良い演奏を生で聴くことは本当に良い刺激になります。今回子供を連れた家族連れもいて、子供たちにも良い影響になったのではないでしょうか。
Tweet- Newer: セントバーナードワンコ。
- Older: 今日も残暑厳しい
Comments:4
- がま 2007年9月24日 08:38
やっぱり聞く感じが違うよね!
息のとめ方とか普通感じないよなぁなんでも細部に宿ってるんだね
- ごろん 2007年9月24日 13:49
そうなんだぁ~。ホンマえがったよ。
- げぢ 2007年9月25日 23:50
いいなぁ、いいなぁ、いいなぁ。
- ごろん 2007年9月26日 10:46
いいでしょう。
ホントによかったよ。ギター弾くのがいやになるぐらい。パットは天才だぁ。今度は小沼くん見に行きたいなぁ。
Trackbacks:0
- TrackBack URL for this entry
- http://www.hirano-dept.com/mt/mt-tb.cgi/28
- Listed below are links to weblogs that reference
- パットの笑顔はステキだった from 袖触れ合うも多少の縁