- 2009年3月16日 11:36
- その他
NHKの番組「アース・ウォッチャー」をたまたま観た。
今日の出演は詩人アーサー・ビナードさん。アメリカ人にして来日10年で日本語で詩を書く。なんともすばらしい。話す日本語もとても流暢。10年でどうやって習得したのだろうか?中原中也賞を受賞した「釣り上げては」を早速アマゾンで注文してみました。
番組は月周回衛星「かぐや」が撮影したハイビジョン映像を観て、それにインスパイヤーされた作品を作るのが、趣旨だと思うのですが、僕はこの番組をみて気にいったところは全く別の場面でした。ビナードさんは仕事で毎月1回は青森に行くそうで、地方に行くことで東京中心の考え方が炙り出されて、自分を見つめ直すことができる良い機会だということをおっしゃていたことです。最近自分は周りからも、東京に戻ってくれば…とよく言われるし、今後の仕事の展開などを考えると色々悩むことがあるのですが、ビナードさんの言葉はまさに自分にピッタリの言葉でした。僕の場合は、地方から東京に行く方ですが、地方にいるから見えてくる都会もある訳で、そういうものを大事にしていこうと思ったのです。
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